■B.Bメソッドは「全体から個へ」
当教室ではメイン教材としてB.Bカードを使用しています。
一般に考えられているアルファベットに始まり、少しずつ難しいものを・・・という「個」から「全体」へではなく、逆転発想の「全体」から「個」へというメソッドです。私たち日本人が生まれてからまず日本語を沢山聞いて話せるようになり、小学校に入学して初めて日本語の文法を学んでいく、文法に気付いていく・・・そんなイメージで捉えていただければと思います。
■B.Bカードって?
B.Bカードとはダイヤ♢、ハート♡、クラブ♧、スペード♤の各マークごとに16枚づつの絵カードとそれに対応するセンテンスカード、合計64種類、128枚のカードで構成されています。このセンテンスは日常会話に必要とされる文法事項を含む英検3級レベルのものです。
■楽しく遊びながら何度もリピート!右脳・長期記憶に!
まず「絵」と「英語の音」が一致するように、ビンゴやカルタなどさまざなゲームをしながら、何回も何回もセンテンスを聞いてリピートしていきます。イメージ脳である右脳がフル回転!B.Bカードのセンテンスはどれも韻を踏んでいてリズミカルで唱えやすいので、子どもたちは夢中になって遊びながらリピートしていつの間にか覚えてしまいます。こうして「全体」という感覚が子どもたちの中に染み込んでいきます。B.Bメソッドの原則の一つ「できるが先、わかるは後」最初は意味がわからなくても言えるようになるだけで楽しく、自分も英語ができるという自信にもつながります。ゲームの最中に講師が「誰が?」「どうした?」など問いかけをしていくので、だんだんと文の意味や文の構造にも気付くようになっていきます。
■文字カードも登場。遊びながら文法も!
「絵」と「音」が一致するようになってきたら、少しずつ文字カードも入れていきます。アルファベットを見てフォニックスに気付いたり、誰が?(主語)、どうした?(動詞)、何を?(目的語)などの部分を色分けして線を引いていくので、だんだんと文の構造にも気付くようになります。
■遊びながら中学英語の準備を
まるごとセンテンスを覚えたら、今度は文の主語や目的語を入れ替えたりしてゲームをします。子どもたちはゲームに集中してるので、文法を学んでるという意識がありません。このように遊びを通して、語学学習に必要な反復を繰り返し自分が言いたいことが少しづつ言えるようになっていきます。この下準備があるので、中学入学後に本格的に文法の授業が始まっても、理屈ではなく感覚的にわかるようになり、身体に落とし込むことができるのです。B.Bはスポーツでいえば筋トレです。英語が勉強になる前に、B.Bカードで楽しく英語の基礎体力をつけていきましょう!
■聴く、話す、読む、書くの4技能をバランスよく
沢山英語の音を聴いて、何度もリピートし、文字カードを読むことをしながら、ワークブックを使って「書く」こともしていきます。ワークブックには、B.Bカードのセンテンスを書く練習をするもの(Time for writing)、単語のスペルに焦点を当てたもの(Time for spelling)、フォニックスに焦点を当てたもの(Time for phonics)、またB.Bでたっぷり遊びこんだからこそ楽しめるクイズ形式のPlay Bookなど様々のものがあります。
このB.Bカードは小学生だけでなく、中学生以上、大人でも楽しめる教材です♪
■その他の教材
またB.Bカード以外にも英語の絵本や、日常会話のQ&Aをゲームをしながら覚えられるAGOカードなど、楽しめる教材をご用意しています。クラスの様子や進度、また生徒さんの適性に合わせて使用していきます。
■中学生の個別サポートレッスンも
また学校授業のサポートやテスト対策など、中学生の個別レッスンも行っています。
教科書や問題集中心ですが、B.Bカードも活躍しています!
■お勧め電子書籍
「なぜ子供は英語嫌いになるのか フツーの子が見つけたフツーの子のための英語学習法」 難波悦子著
どうして従来の「個」から「全体」への英語指導法ではダメなのか、どのようにしてB.Bカードは生まれたのか・・・等々
B.Bカードの考案者である難波悦子先生が、わかりやすく書いてくださっています。
英語教育に関心がある方、ぜひご一読ください!